のけ物語
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第8話

中学校編・第8話「地域振興券2万円の奇跡」

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ギター雑誌を買ってみた。GIGSは少し大人っぽかった。だから、バンドやろうぜを買った。

中学校編・第8話「地域振興券2万円の奇跡」

ストラトの偽物と出会い

〜中学校編・第8話〜

地域振興券2万円の奇跡

ギター雑誌、買ってみた

ギター雑誌を買ってみた。

GIGSは、少し大人っぽかった。
だから、バンドやろうぜを買った。

最高だった。

でも、僕が一番見ていたのは、

通販のページ。

合間合間にある、通販のページ。
ひたすら見ていた。

なぜなら、

国から地域振興券が2万円配られるとのことで。

2万円。

13歳の僕にとって、それは、

無限の可能性。

2万円という希望

通販のページには、いろんなセットが載っていた。

アンプ。
替えの弦。
チューナー。
いろんなものがついて、2万円以内

よし、勝ち。

白黒のページに至っては、何色なのかわからない。
今考えると、あの買い方はハードルが高すぎる。(゚o゚;;

でも、あんまりわかっていなかった僕は、

ストラトキャスターの偽物を買うことになる。

オーパーツ、到着

届いた。

箱を開ける。

そこには、

オーパーツかのような、ギター。

偽物だけど。
安物だけど。
でも、僕にとっては、

すごくかっこよく感じた。

よし、勝ち。(^ ^)

家庭教師のお兄ちゃん

でも、問題があった。

弾き方はわからない。

チューニングももちろんわからない。

どれだけ雑誌に優しく書いてあっても、わからない。(´-`)

そこで、家庭教師の大学生のお兄ちゃんが、ギターができるということで、教えてもらおうと思った。

でも、

「あー、この替えの弦、もう丸まっちゃってて使い物にならないね」

「この商品、騙されたよ」

いろんなことを言いくるめて、結局何も教えてくれなかった

今考えると、見栄を張って「ギターが弾ける」と言っていただけで、何もわかっていなかったんだろう。

なんか、、、うん。。。(゚o゚;;

そして、

ギターはオブジェと化した。

宮崎兄弟、参戦

歩いて3分くらいのところに住んでいる、宮崎兄弟

同い年。
双子の兄弟だ。

兄、こーやが、生ドラムを買ったらしい!

え。

なぜか、仲のいいはずのツネの家には、ギターを持って遊びに行けなかった俺。

でも、その情報を聞きつけ、僕はすぐにこーやの家に遊びに行った

そして、

弟、ユウトは、ベースを買っていた!

え!

これバンドできるじゃん!

運命に感じた僕は、毎日のように遊びに行くことになる

新しいたまり場

宮崎兄弟の家は、新しいたまり場になった。

そこには、本田兄弟という双子の兄弟も遊びに来ることになる。

その二人は、基本的に、

タバコを吸いに来るだけであった。

なんか、、、うん。。。
カオスだった。(゚o゚;;

でも、僕は、ギターの練習をひたすらする

アコギで弾き語り

自分のエレキギターは、もうオブジェになっている。

だから、宮崎兄弟の家にあったアコースティックギターで、歌本を見て、弾き語りができるように練習していた。

19のファーストアルバムが、だいたい弾けるようになった頃。

ついに、

バンドとして合わせる日が来た。

グリーンデイ、バスケットケース

まさかの洋楽チョイス

グリーンデイの「バスケットケース」だった。

ギターと歌だけのパートから始まり、オールインするかっこいい曲だ。

僕の気分に合わせて、みんなが入ってきてくれる喜び。

すごかった。

この曲を、毎日のように、何十回、何百回と演奏した。

今考えると、ワンコーラスを何回も演奏した。(^ ^)

でも、最高だった。

イントロだけ芸人

そうして、アコギの弾き語りができるようになりエレキギターは簡単な曲だったら少しずつできるようになっていった

GLAYの有名な曲のイントロ。
ラルクアンシエルのイントロ。

イントロのフレーズだけ弾けるようになって、本編はほぼほぼ弾けない。

そんなようなレベルだった。(´-`)

でも、

楽しかった。

地域振興券2万円。
ストラトの偽物。
宮崎兄弟の家。
グリーンデイ。

そして、僕は、ギターを弾く人間になった。

でも、その時の俺は、まだ知らなかった。

この先、THE YELLOW MONKEYという、人生を変えるバンドと出会うことを。

次回、運命のバンドとの出会いへ続く!

中学校編・第8話「地域振興券2万円の奇跡」 —— 完

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