1,2,3,4の魔法
何も変わらない日常
中学1年生になった。
でも、相変わらず小6の時にやっていた遊びは変わらず。
学校も、小学校より100m上ぐらいに上がったところに中学校があるぐらいで、何も変わらず。
なんか、、、うん。。。
中学生になった実感、ゼロ。(´-`)
変わったといえば、
ツネ、参戦
加藤と俺の登校に、「ツネ」が参加することになった。
加藤と俺とツネ。
自分で行けるだろうっていうぐらいの距離に住んでいるツネ。
そして、
たまにツネは支度に遅れる。
玄関で、俺と加藤が待たされる。
部屋の中は慌ただしい。(゚o゚;;
「まさああああ!ワーク持ったのぉぉぉ?」
ツネのお母さんの声が飛び交う。
時間割を共有しているらしい。
そして、ツネは、謝るそぶりもなく、キョトンとした顔で合流する。
マイペースな奴だ。
この時間に、俺と加藤は中学校についていただろう。(´-`)
それは言いっこなしだ。
なんだかんだツネはいいやつだ(^ ^)
ツネの家という聖地
そして、流れでツネがサッカー部に入部した。
部活が終わったら、5〜6人でツネの家に行ってゲームやミニ四駆をすることがルーティンとなった。
ツネの家には、
最新のゲーム・任天堂64があって、4人ぐらいで対戦できたので重宝した。
ミニ四駆のコースも持っていたので重宝した。
よし、勝ち。
ツネの家には、子どもたちが遊べる部屋と、ツネの部屋があった。
ツネの部屋には、大きなドラムセットがあった。
でも、みんなドラムには興味がなかった。
ただの狭い部屋。
だから、遊び部屋にみんなが集まる。
そんな日常が続いていた。
でも、その時の俺は、まだ知らなかった。
このドラムのある部屋が、俺の人生を変えることを。
A面とB面
そして、僕の人生が、またA面とB面に分かれた。
A面:サッカー部
B面:音楽
そんなB面が始まる瞬間を、少し話しておこうと思う。
運命の日
まず、きっかけが、
たまたまドラムのあるツネの部屋でみんなが集まっていた。
珍しく本を読む俺。
ベースを弾くやつ。
ギターを弾く加藤。
ドラムを叩くツネ。
うるさすぎて、漫画に集中できない。(゚o゚;;
そんな中、加藤が言葉を発する。
「少し、合わせるか」
そして、
キョトン顔のツネが表情を変え、
とカウントを始める。
その瞬間、
一気に空気が変わった。
音の塊が、僕の全身を駆け巡った。
それぞれ音を鳴らしているときは、あんなにうるさかったのに。
音が合わさった瞬間に、とてつもなくかっこいい塊として部屋を駆け巡った。
なんだ、これ。
なんか、、、うん。。。
ヤバい。
深夜番組【DAISUKI!】
その思いが忘れられないまま、僕はいつも通り部屋でテレビを見ていた。
週末。
深夜番組。
【DAISUKI!】
司会:中山秀征
両脇には、
松本明子
飯島直子
子供には、妙な距離感の違和感のある番組。(´-`)
それを見ていた。
ゲストに、モト冬樹が出ていた。
夜もヒッパレのあの人だ。(^ ^)
モト冬樹のギター
みんなでバンドを組もうという話になり、楽器屋に向かった。
そこには、ギターやベースが100本以上と並んでいて。
テレビ越しでも、壮観だった。
子供的に、青いギターや赤いギターがとてつもなくかっこよく見えた。
今考えると、フェルナンデスあたりだろう。
そして、モト冬樹が試奏を始める。
壁にかかっているギターを手に取り、アンプにつなぐ。
ジャカジャーンと音を鳴らし、ギターソロを始める。
「顔で弾くんだよ」
と冗談まじりに面白いことを言いながらも、確かにかっこいい音を鳴らしていた。
それに釘付けになった僕は、
後に地域振興券でギターを買うことになる。
音楽人生のきっかけ
この2つの出来事が、
僕の音楽人生のきっかけであった。
ツネの部屋での1,2,3,4のカウント。
深夜番組でのモト冬樹のギター。
この2つが、俺を変えた。
でも、その時の俺は、まだ知らなかった。
この先、THE YELLOW MONKEYという、もっとデカい存在と出会うことを。
そして、地域振興券2万円という、人生最大のチャンスが訪れることを。
次回、地域振興券2万円の物語へ続く!